前置きというには長すぎると思います…

ご訪問いただき誠に有難うございます!

 

私がこのブログを始めるきっかけになったブルーグラス音楽の

専門誌に掲載した記事の転載につきまして、同誌の編集長から

許可を得ることができましたので、加筆修正しつつ何回かに

分けてご紹介して参ります。

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(写真:これがその…知る人ぞ知る…専門誌)

 

内容は、私と私が属しているブルーグラス音楽の一つのバンドの

話が中心になります。誇張はしていないつもりですが、手前味噌な

ところが心せず出て参るかと存じます。懲りずに気長にお付き合い

いただきますようどうぞよろしくお願いします。

 

但し、こればかり続くと何だかなぁ…とも思いますので、途中

他の話題、四方山話を挟みながら、休み休み進めて参ります。

なお今回は以降の前置きとして、大学入学以前すなわちブルー

グラス開眼前の話を極力簡潔に以下ご紹介させていただきます。

(本日の前置き話は専門誌には載せてはいませんので…悪しからず)

 

中学時代からギターを初め、同級生とPPMスタイルのバンドを

男2、女1の計3名で組み文化祭に出演した。

中学3年生の3月、高校受験の僅か10日程前にレスター・フラット、

アール・スクラッグス&フォギー・マウンテン・ボーイズの大阪

公演があったのだった。そして、来日するということも当時よく

聴いていたラジオの音楽番組を通して事前に知ってはいたが、

何分当時はブルーグラスに興味はなく、そんな時期に無理をして

行く気はさらさらなかった。

今想い起こせば、何とも地団太を踏む思いである…。

 

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(写真:中学時代お世話になった主な教本類)

 

高校に入り、最初は男子4名でモダン・フォークのバンドを結成。

私以外3名は柔道部だった。何かの縁で興味が沸き出していた

バンジョーをたまたまその中の一人が持っていて、頼むと一ヶ月

近くも貸してくれた。

そんなこんなで、高校2年生の冬休みに入る前後だったか、親に

黙って…ナルダンのロング・ネック・バンジョーを近所の楽器店で

購入した。お小遣いをはたいて…だったので、ケースまで買えず、

しばらくは買ったときのダンボールの箱で、押入れに隠していた。

 

バンジョーを弾く際、フィンガー・ピック類はつけずに…というか、

ピート・シーガー教本では、ベーシック・ストラミングやフレイ

リング奏法の解説が多く、スリー・フィンガー・ピッキング

ついては少ない内容だった…それでも有り難かった。

他に東理夫氏、ジェリー対中氏等の教本も相次いで購入した。

 

高校生でもあり、教えてくれる人は全くおらず、画像や音源すらも…

情報が皆無に等しい当時としては何とも致し方ない状況だった…。

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(写真:高校時代お世話になった主な教本類)

 

高校3年生になる春3月、ラジオの音楽番組でドック・イン・ナッシュ

ビルの紹介があり、ドック・ワトソンのギター・スタイルに目覚め

傾倒私淑していった。同じくそこで聴かれたフレイリングやスリー・

フィンガー・ピッキングの素晴らしく美しいバンジョーにも魅了

された。

 

書けばいろいろ出て来てしまいそうなので、この程度に抑え…

また必要に応じ著していくこともあろうかと思います。

すみません、前置きだけで今日は終わります…。

ではまた…