西宮/フォートワース 坂本愛江さんライブ

お読みいただきまして有難うございます!

 

先週ははからずも更新が滞ってしまいました。すみません。

 

10日土曜日、ブルーグラスからちょっと離れて、カントリー・

ミュージックのライブに行って来た。西宮さくら夙川駅から

徒歩3分のところ、フォートワースにJRの事故のため少し遅れて

何とか30分ほど前に到着した。

もうすでに客席は満杯!大入り満員の大盛況!サークルの大先輩

SE(C3)さんの音頭取りでKGアメ民OB中心に16名の集団が

ステージ向かって右の壁面側2列を陣取っていた。私もその中の

一人、一番前の一番向かって右側の席に…後で気付いたのだが、

ドラム・セットの真ん前。

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〔写真:すし詰め状態の客席…の先輩方お二人〕

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〔写真:あとまだこんなに…盛り沢山…〕

 

 

坂本愛江さんとKGアメ民OBとはここ数年親しくしており、

先回は昨年11月末のブルーグラス編成でのブルー・サイド・

ロンサムだったかな、このようにライブ等で来阪するときに

応援に駆けつけることが多くなった。

 

また年に一度一部有志で行く境港へのバスツアーにも過去2度

後ほど紹介するON氏とCT氏3名一緒に参加してくれている。

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〔写真:軽快にステージは始まった…〕

 

バック・バンドはここフォートワースお馴染みの関西エリアで

活躍するプレイヤー陣。

リード・ギターのON氏は、私が大学1回生で彼が高校時代

ブルーグラスバンジョーを弾いていた頃からの知り合いで、

現在ではナッシュビルでスタジオ・ミュージシャン達と共に

自身のCDを製作するほどのカントリー・ギターの名手と

なっている。

また周囲の皆からは、体形もおどろくほど立派に育っている

との評価が高い。客席野次とのやり取りも面白く、ファンが

多い様子。

リズム・ギターの方は…すみません…、私の席から真反対で

あいにく見えにくく、また生音をマイクで拾っていたので

目立って聴こえることは少なかったが、…ここという時には

聴こえてはいましたよ~。

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〔写真:ギターのお二人〕

 

エレキ・ベース担当のCT氏は見た目と異なり(ごめんちゃい)

しまりのあるサウンドできっちりリズムを刻み、ドラムとも

しっかりシンクロされており、聴いていて気持ちがいい。

が、第2ステージの半ばでベースの第3弦がブレークして

しまい、私も思わずスマホでパチリ。そのまま3弦ベースで

何の遜色もなく最後まで…。チューニングを気にしながらも

弾き続けたのはさすがプロフェッショナル。

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 〔写真:ご覧下さい、ベースの3弦が…切れちゃった〕

 

ドラムのすぐ横の席と書いていたが、そしてそのドラマーの

方ご本人から休憩中に、近くで(音が大きくて)すみません…

的なことを言っていただいたが、まったく不快ではなく音の

大きさも気になる程度ではなかった。…というか、それほど

聴いていてしっくりするはまり方だったということだと思う。

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〔写真:囲いの中で圧迫にめげず…〕

 

第3ステージにオーナー福原氏が登場し、さすがの手馴れた

歌いっぷりで有名な「ジャクソン」を小気味よくデュエット。

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〔写真:そのデュエット中…〕

 

愛江ちゃんの歌の上手さはすでにご存知の方が多いと思うが、

一般的なオールド・カントリー・ソングで上手くまとめられた

ステージだったのでよく知っている曲、安心して?最後まで

ゆっくりとしっかりと聴けた。(ここは何か変な表現だが、

まあそういうことです。)カントリーやブルーグラスでは、

ビブラートをほとんどつけない歌い方がぴったりだし、

ずっといい。

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〔写真:さすが見事な歌いっプリプリ~〕

 

 ブルーグラス同様、オールド・カントリー・ミュージック

単純なメロディーと思われがちだが、実際そうで、しかし、

歌の味付け同様、インスト部門では間奏をいかにセンス良く

こなすかが聴きモノ。

今回はリード楽器はON氏のギター1本だけ。演歌やブルー

グラス同様、常套フレーズも多いが、その使うタイミングや

音の表情の付け方で個性が表現される。

フェンダーテレキャスターの乾いたサウンドはカントリーに

ぴったり。中で聴かれるチョーキングで伸ばした音をバンジョー

にも取り入れられないかと思っているのだが、残念ながら

ピュッとチョーキングすれば、半ばで音が消えてしまうのが

バンジョーの宿命…なので、ごく短時間のレスト・スペースの

後に余裕なく次なる連続音を押し込むことになる。息つく暇が

もう少しあればなぁ~。

では…また…